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玄関のウォークインクローゼット

玄関のウォークインクローゼットに入れる物は、靴以外にも子供の遊び道具、運動用具、園芸用品、アウトドアレジャー用品、雨具、カー用品、避難グッズなどたくさんあります。特に子供の遊び道具は、毎日持ち出し持ち帰る物なので、子供が自分で仕舞えるようにしないと、散らかってしまいます。
使用頻度によって物の置き場所を決め、高いところも取り出しやすい収納グッズを選んでうまく利用し、子供の物は子供目線で考えて出し入れしやすくしてあげましょう。

ウォークインクローゼットの壁の1面は、2つの部分に分かれた収納棚がついています。奥行きは45cmほどです。入り口に近い部分には、170cmの高さに固定棚があり、その下にはハンガーパイプが付いています。奥の部分には可動棚が付いています。現状は棚から物がはみ出しているので、上の方の物が取り出しにくく、自転車が置きにくくなっています。子供の遊び道具も自分でうまく仕舞えないので、片付けが大変です。この部分を使いやすくしてみましょう。

図を描いて計画を立てます。
手前部分の固定棚にはレジャー用品を置き、下のハンガーパイプには、普段使いのコートなどを掛けます。その下には子供の遊び道具を入れます。
奥の部分の可動棚の上のほうには、使用頻度が低い物を高いところでも取り出せる取っ手がついたボックスに入れ、下には重たい物と、子供の遊び道具も入れます。真ん中の棚にはDIY用品など使用頻度が高い物を入れます。収納グッズは中味が見える透明な物を使うと、ラベルを貼らなくてもよく、便利です。

リビング・ダイニング

住まいの中心となるリビング・ダイニングは住宅の中で最も重要視される空間です。家族が長時間共に過ごす場所ですし、お客様を迎え入れる場所にもなるだけに快適で居心地のいい空間を目指したいものです。

最近では視界を遮る壁や間仕切りをできるだけ設けず、ワンルームのような一体感のあるLDKが設けられることが多いです。リビングを20帖近く広々と確保し、リビング内に4~5帖ほどの和室コーナーを設ける間取りが人気となっています。今までは玄関近くに独立型の和室が設けられることが多かったですが、リビングと一体化した和室にすることで、廊下が必要なくなり空間が広々と確保でき、有効活用させやすくなります。

また、和室にまで目が行き届くことで、キッチンで家事をしながらも子どもが遊んでいる様子や昼寝をしている様子がしっかりと確認でき安心しながら家事を行えるのでママ達にも人気なのです。普段を建具を開け放ち、リビングとの一体感を大事にしながらも建具で仕切れば個室としても利用できる臨機応変さを兼ね備えておけば、宿泊ルームとして、また将来的に夫婦の寝室としても利用できるのです。

テレビを見ながらくつろぐだけでなく、子ども達が遊んだり、勉強したり、ママが家事を行ったりと様々な目的で使用される空間だけに、物が集まってきやすいのです。リビングこそしっかりと収納スペースを設けておきましょう。テレビ台を設置している壁一面を利用して壁面収納を設けて、見せる収納と隠す収納を組み合わせたり、ウォークイン型のリビング収納を設けておくのもいいでしょう。物で溢れることのないように落ち着いた空間を目指したいものです。

工務店の特徴

工務店の特徴は、こだわりや理念を強く押し出し、経営者や写真の顔が見えやすい会社が多いです。契約を行う会社と施工者が同一のため、責任の所在がハッキリしているのです。大手ハウスメーカーのように一目見ただけでどこのハウスメーカーのものなのかすぐ分かるような大量生産の家造りとは異なり、建築主の希望やこだわりが最優先された一品生産の家造りを行うことができます。要望に丁寧に耳を傾け、希望が叶いやすいという魅力もあります。

素材や工法など独自のこだわりを持つ会社が多いため、価値観を供給できれば家造りを進めやすく、完成した時の満足感も高まるのです。一つ一つの打ち合わせを重視するため、設計から完成までには時間がかかることも多いです。また、地域での評判を大切にするため施工はもちろん、引き渡し後のメンテナンスにおいても重要視してくれます。

また、価格においては広告宣伝費などがかからないため、同じ仕様の家を建てるのであればハウスメーカーよりも安く造ることができるのです。しかし、世間一般的に会社規模が小さいため不安視されることも多いです。洗練されたデザインや提案力に欠けていると感じる少なくありません。我が家は地元に密着した工務店に依頼しました。予算がかさむ時には節約できるポイントをアドバイスしてくれ、常に幅広い選択肢を与えてくれ、期待以上の住まいを完成させることができました。ハウスメーカーや工務店とそれぞれに魅力があるので、自分達に合った方を選択し、最高のパートナーに依頼したいものです。

浮造り

浮造りとは、木材の加工方法の一つで、木の表面を丁寧に何度もこすり合せ、年輪を浮き上がらせるものです。自然な凹凸が足の裏を優しく、そして心地よく刺激してくれるためマッサージ効果が得られます。

我が家は水廻りスペース以外全てこの浮造りの床にしました。浮造りにすることで木目の美しさが際立ちますし、触感の良さも高まるのです。また、年輪が際立ち表面に凹凸がある浮造りの床は、滑りにくく、子ども達や足腰の弱っている高齢者にも安心です。凹凸は足裏のツボを心地よく刺激してくれるため血行を良くし、冷え症の人にも安心なのです。子ども達の偏平足予防にも効果がると言われています。

また、このお現が室内の光を拡散し、目に優しい空間を造り、眼精疲労を和らげてくれます。合板フローリングが普及していますが、キズが目立ちやすく、触感も無垢材に比べると劣ります。夏はペタッと張り付いたような感触ですし、冬は冷たくて裸足で歩くことなどできません。しかし、無垢材の床は、子ども達が床におもちゃを落としても気にならず、キズも目立ちにくいです。

また、夏はサラサラとした肌触りで冬はほのかにあたたかみを感じられるため一年を通して裸足で過ごしたくなるほどです。断熱性も高く、調湿効果もあるため室内の快適性を高めてくれているのです。合板フローリングに比べると少々割高ではあるのですがその分得られる魅力も多いだけに素材にこだわり、室内の快適性を高めてみるのもいいのではないでしょうか。

頑張らない収納

しまわないから片付けやすい
頻繁に出し入れする物は、手軽に収納すれば、片付けやすくなります。例えば子供のプリントは、リビングダイニングの棚に、クリアフォルダで仕分けをしてから、ファイルボックスに立てて入れます。裁縫箱は、ボタン付けやホツレを直しが、すぐできるように、キッチンカウンターに置いてあります。リモコンの定位置はテレビ台で、一列に並べています。手を伸ばせばそこにあるという手軽な場所にあれば、使いやすいし戻しやすいので、無理なく片付けられるのです。

詰め込まないから使いやすい
布団派は、日常の収納として押入れを使います。無理なく使える中段に布団、下段にはアルバムなどの保管品、上段は季節で使うモノを収納します。詰め込まないようにすれば、襖を開けると全てが見渡せるので、しまい忘れがありません。
文具などをしまっているダイニング収納や、洗面台下の収納にも、ひと目で分かるしまい方は当てはまります。たくさんしまおうとせず、2から3割の空きスペースを残しましょう。見やすくて出し入れしやすいことが、片付けやすさにつながります。

家族が知っていると片付く
洗面所の棚にある衣類カゴは、家族別に分かれ、それぞれの使いやすい位置にセットしておき、中身の管理は家族に任せます。ダイニング収納には、取扱説明書や領収書といった生活の基本書類を集約しています。主婦が不在でも、扉を開ければ家電の故障や支払いのことなど、家族にも分かるようになっています。車や自転車の鍵は、廊下の途中のキーボックスを定位置にすれば、うっかりどこかに置き忘れるということがありません。物のありかを家族が知って、皆で協力し合うのが片付けやすさのポイントです。

特別な空間

我が家はリビングの先にガーデンルームを設けました。リビングの大開口の窓の奥に広がるガーデンルームは、室内との一体感があるだけでなく、室内と庭を繋いでくれる特別な空間となっています。室内のリビングとガーデンルームは段差なくフラットに繋げました。フラットに繋がっていることで室内との一体感が高まり、ガーデンルームをリビングの延長として利用しやすくなります。身近な空間に感じられますし、小さな子どもから足腰の弱った高齢者まで行き来の安全性を確保できるのです。

梁の高さは2.5mで天井が高く、非常に開放感に溢れています。室内では得られない自然光をたっぷりと採りこめ明るいのです。
前面と側面は全てパネル扉となっており、気候や天候に合わせて自由に開閉できるのです。扉を全て開ければ庭との一体感が得られ、心地よい日差しや風を肌で感じ、最高のオープンテラスとなるのです。外で子ども達を遊ばせながらママ友とここでお茶をしたり、夜は夫婦で晩酌をしたり、子ども達は日向ぼっこをしながら遊んだりと多目的に使用することができています。

屋根は、しっかりと明るさを確保しながらも気になる紫外線はしっかりとカットできるものを取り入れました。室内だけでなく、アウトドアリビングを楽しめる住まいは居心地の良さをとても高めてくれています。

窓が重要

我が家が新居にまず求めたことが「夏は涼しく、冬暖かい家」であることです。それを実現するには建物自体の断熱性が重要であると思い、断熱工法や使用する断熱材ばかりに注目していました。もちろん使用する断熱材やそれに合った断熱工法を取り入れることも大事なのですが、それと同じくらい大事なのが窓ということを業者の人に言われました。

冬の暖房時の熱が流出する割合は、屋根5%、床7%、外壁・換気15%、窓58%です。逆に夏に熱が入る割合は、床3%、換気6%、外壁7%、屋根11%、窓73%です。この数字を見ても窓の断熱性や気密性が重要であることが一目瞭然なのです。そこで我が家は、遮熱高断熱Low-E複層ガラスを採用し、サッシには断熱性の高い樹脂サッシを使用しました。

このLow-E複層ガラスは、二枚の板ガラスの間に乾燥空気を封入し、室外側ガラスの中空層面側に遮熱高断熱特殊金属膜をコーティングしたものです。寒い今の時期は窓の結露が気になります。しかし、この窓なら嫌な結露を大幅に抑制できます。アトピーの一因と言われるカビやダニの発生を抑えるので、健康な住空間が広がるのです。また省エネ性も期待できます。夏は太陽の熱を大きく反射するので冷房効果を高め、冬は高断熱性能を発揮し、室内の暖かさを室外に逃がしにくくするので暖房効果の向上に繋がります。窓に注目して家造りを進め「夏は涼しく、冬暖かい家」を実現させましょう。

間取り

家造りにおいてまずきめることは間取りです。間取りによってその住宅の暮らしやすさが変わってくるだけに暮らしをイメージしながら配置を決めましょう。家族構成やライフスタイルに合った暮らしやすい間取りにしたいものです。間取りを決める際には、住宅内を効率よく移動できる動線にすることに配慮しましょう。暮らしの中心となるLDKから洗面室や各部屋へ入っていく動線を得ておくといいでしょう。

このようにすることで廊下が必要なくなってきます。今までは当たり前のように設けられていた廊下ですが、最近ではこの廊下がデッドスペースとして考えられるようにもなっています。廊下をなくす間取りにすることで各スペースを広々と確保でき、スペースを効率よく利用しやすくなるのです。帰宅時は、玄関から洗面室、洗面室からリビングへの動線を考えます。帰宅してリビングへ入ってしまうと、リビングにカバンや着ていた上着が散らかってしまいますし、手を洗いに洗面室へ行くのが面倒になってしまいがちです。

そこで玄関からリビングのまでの動線上に洗面室を設けておきます。洗面室までの動線にはウォークスルークローゼットを設けておけば、着ていた上着やカバンをここに片付けられます。洗面室で部屋着に着替えて、手を洗い、あとはリビングでゆっくりとくつろぐことができます。このように動線を意識することで住宅内を行ったり来たりする無駄な動きをする必要がなく、スムーズな動線で暮らしやすさを感じることができるのです。

主婦は家事動線に注目して、家事を効率よく行えるようにしておきましょう。家事の中心はキッチンであるので、キッチンから洗面室やキッチンからダイニング、洗面室から洗濯物干し場への動線を集約しておくと家事が効率よく行えます。住宅内の動きをイメージし無駄な動きのない間取りにして暮らしやすさを手に入れましょう。

小上がりの和室

最近では一体感のあるLDKに隣接する形で和室が設けられることが増えています。和室まで一体感を高めることで空間の広がりや、家族の繋がりを大事にできるようになります。空間の繋がりを確保することで広さや開放感が得られるのですが、一つ気をつけたいのが空間のメリハリです。

そこでリビングに隣接する和室を小上がりにして高さを設けることで空間のメリハリを出すのです。中途半端な段差は足をつまづきやすくしてしまうので、腰掛にちょうどいい、しっかりとした高さのある小上がりの和室を設けてみてはいかがでしょうか。腰掛に適した高さにすることで、リビングで過ごす家族と同じ時間や空間を共有しながら和室で過ごすことができます。

家事や育児の合間にちょっと腰を下ろして休憩しようと思ってもソファは家族が占領していることも多いですが、このような場合小上がりの和室に腰を下ろせば最適の休憩場所となります。高さを設けることで空間のメリハリが高められますし、畳の下のデッドスペースを利用して収納スペースを設けることもできます。

和室で使用する座布団や子どものお昼寝グッツ、日用雑貨やこどもたちのおもちゃなど幅広いものを収納しておける便利な収納スペースとなるのです。中央部分を掘り込み掘りコタツを設けるのもいいでしょう。寒い冬はここで家族みんなで鍋を囲み食事をするのもおススメです。和室に高さを設けることで和室の利用の幅が広がるのです。

1坪洗面脱衣室

今までは洗面脱衣室の広さは1坪が一般的でした。しかし最近では、洗面脱衣室を広々と確保して、家事スペースを兼ねたり、家事効率を考え室内干しを完備したり家族みんなが使いやすく、家事のしやすい環境を整える家庭が多いのです。

我が家も1坪以上の広さに余裕のある洗面脱衣室が良かったのですが、1坪しか確保できませんでした。しかし、1坪という限られた空間ですが、無駄なスペースを生むことなく空間を最大限に有効活用させることで1坪でも利用しやすい空間が広がるのです。まず洗面脱衣室のドアを引き戸にしました。引き戸にすることでデッドスペースを生みません。

そして、洗濯機の上部辺りに設けられる窓ですが、天井近くの高い位置に窓を設けました。高い位置に窓があることで物で窓を塞ぐことがないので明るさをしっかりと確保できます。しっかりとチェーンで開閉できるので風通りも確保できるのです。そして、洗面室と洗濯機を横並びに配置すると30㎝ほどの隙間が生まれます。この隙間も無駄にせず洗面台と同じ高さと奥行の隙間収納を設けるのです。タオル類やお化粧道具、シャンプーなどのストック品など以外にも収納力があるのです。

そして、洗濯機の上部にはオープン棚を設け、家族の下着やパジャマを収納しているのです。入浴時はメガネや着替えを一時置きできるカウンターがあると便利です。そこで浴室ドアの横の壁に開閉式のカウンターを設けました。使わない時は壁にスッキリと収まるので空間に圧迫感を与えないのです。1坪でも空間を最大限に有効活用させることで利用しやすい洗面脱衣室となるのです。