Archive for 10月, 2015

家事動線

主婦にとって家事は365日休みのないものです。若い時だけでなく高齢になった時まで続くだけに、住宅の間取りは家事動線を意識して家事への負担やストレスを少しでも感じにくくしておきたいものです。

例えば一日三度ある食事の支度です。最近では対面式のフルオープンキッチンが人気です。このキッチンスタイルだと、キッチンの前にダイニングを配置する間取りが多いです。しかしキッチンの真横をダイニングにすることで、配膳の際の動線が短くなり、移動も横移動としやすくなるのです。キッチンの前にダイニングだと、配膳の度にキッチンに回り込み、通路の広さも十分に確保していないと配膳がしにくくなります。このように動線に注目して間取りを決めることで、今までよりも格段に家事を行いやすく、また家事の効率を高められることができるのです。

また家事を行う上で重要な空間はキッチンと洗面室です。ここも横一直線で繋ぐことで家事動線は短くなりますし、移動がスムーズです。キッチンで料理をしながら、洗面室で洗濯をしたり、キッチンと洗面室の行き来は頻回に行われます。これらの空間はできるだけ動線を短くしておきましょう。

そして忘れてはいけないのが、洗面室から屋外用の洗濯物干し場までの動線です。洗濯を終えた洗濯物は濡れて重さも増します。それを抱えて洗濯物干し場まで移動するので、ここもできるだけ動線を短くしておきたいのです。一番いいのは洗面室に勝手口を設けてその先に洗濯物干し場を設けるスタイルです。洗濯物を持ち運ぶことなく、洗濯物を干せるのです。急な雨にでも対応できるように屋根を設置しておくのです。このように家事への動きをイメージしながら間取りを決めると家事への負担が少なくなるのです。